酒造りの伝統技術で甘酒を作った八海山の「麹だけでつくったあまさけ」が本気過ぎて美味すぎるぞ!

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お盆休みで父方の実家・新潟に帰省していたのですが、新潟ってまあお酒がおいしいんですよね。有名な久保田、鶴齢、越乃寒梅、八海山など溺れるように酒を飲み酒に飲まれる日々を過ごしました。

ちなみに、新潟駅と越後湯沢駅構内にある500円で5杯試飲できるアル中製造施設「ぽんしゅ館」がとても有名ですが、新潟は各地に酒蔵があり、そこでは「ぽんしゅ館」よりも新鮮なお酒が基本無料で試飲し放題ですし、酒蔵でしか売ってないレアなお酒も買えるので時間をある人は酒蔵を巡ることをお勧めします。

そんな飲んだくれる日々の中で、死にゆく肝臓を救ってくれたのが酒づくり八海山の甘酒でした。

八海山 麹だけでつくったあまさけ

毎日朝から晩まで酒に浸されて「これは流石に今日飲んだら死ぬな」って時に、新潟の親戚が進めてきたのがこの甘酒。

新潟県民、主食だけじゃなくて主飲料も米かよ。。。

そう思いました。だって甘酒にはネガティブなイメージしかないというか、嫌いだし。飲むのは年に一度初詣で神社でふるまわれていて紙コップの底に酒粕が残っていて甘さで喉ががチリチリやられるけどなんか年に一度だから配られちゃうと飲んでしまうアレです。

普段飲まないからその年に一度の印象で甘酒の評価がめちゃくちゃ下がっていたわけなのですが、

えっ、甘酒うまっ!!!

初詣で飲んでた甘酒は偽物かってくらいスッキリしていて、クセもない。お米の心地よいさわやかな甘味だけが残る他にない飲み物。夏のお風呂上がりに牛乳の代わりにぐいっとやりたい様なそんな感じ。

この八海山の甘酒のおかげで甘酒の概念が見事に変わりました。甘酒うまいやん。

そして何より栄養補給感がすごい!よく聞くと甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養たっぷりで、ブドウ糖を直に吸収できるので弱った体の栄養補給にも最適とのこと。二日酔いも気づいたら無くなっていたので、甘酒を固形にしたら仙豆の代わりに使えます。これから二日酔いしたらポカリスエットが二番手に回る可能性が出て来ました。

甘酒って実は大体うまいんじゃないか?

と思ったので八海山の甘酒ともうひとつをチョイスして飲み比べしてみました。

福光屋 麹甘酒

似た形のこちらをチョイス。福光屋は金沢にある酒造りで黒帯、加賀鳶、風よ水よ人よなどさまざまな特徴ある日本酒を作っています。

酒蔵が作った本気を見せてもらおうと思います。

飲んでみた。

八海山の麹だけでつくったあまさけ。

甘みが優しくて喉がちりちりしない。飲んだ後の舌触りがなめらかどろどろしてる見た目の割にのどごしがサラサラでびっくりします。香りがふんわり漂う感じが高級感。甘酒苦手だ~って人にはまず薦めたい甘酒の価値観が変わる一杯。

個人的にこの鮮度を保ちたいホスピタリティにやられました。

つづいて福光屋の糀甘酒。こちらの方が若干色味が強い感じ。甘みはこっちの方があります。けどこっちも喉がチリチリしない上品な甘さ。おいしい。どろどろ感があるので割って飲んだり、ホットで飲むのに向いてそう。

ちなみに八海山は麹、福光屋は糀とありますがどちらも「こうじ」と読みます。「麹」は中国から伝わった漢字で米・麦・豆などから作られる「こうじ」を指します。「糀」は、明治時代にできた和製漢字で米からできる「米こうじ」のみを指します。奥が深いぞ甘酒。ちなみに麹だけで作った甘酒以外は若干のチリチリ感が出てくるので、少し高いですが麹だけでできたものを選びましょう!

身体にいいものだからといってぐびぐび飲むと結構カロリーが高いので、ダイエット中の人にはソーダ割りがオススメ。カルピスのめっちゃ身体に良さそうバージョンの味がします。個人的にはカルピスソーダよりうまいので夏のアクティビティの合間とかにもガブガブ飲みたい。

他にも豆乳で割ったり、ホットミルクに甘みを加える程度に入れるのもオイシイ。夜寝る前に飲むのは全力で糖分摂取になってしまうのでお風呂上りやストレッチの後などに1杯飲むのがいいそう。

ちなみにこの二種類の甘酒は酒屋さんで売ってました。全国で発売されているそうなのですが、僕もスーパーやコンビニを何件かハシゴしてゲットしました。近くになかったらネットで購入が早いかもしれません。

地酒の加登屋
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まとめ
  • 甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど栄養価が高いぞ
  • 健康的だけどカロリーはまあまああるから飲み過ぎ注意
  • ソーダで割るのが一番飲み易くてオススメ
  • 習慣にして季節の変わり目を健康的に過ごそう
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