お金持ちの人たちが行くお寿司屋さんでは、カウンターの前に専属の板前さんがついてくれて握られては食べ、握られては食べの極上フードファイトが繰り広げられているのをみなさんはご存知だろうか。24歳の時に初めて会食でこのフードファイトに参加させてもらったことがあります。正直幸せすぎて引きました。そしてお会計の時に一人数万円かかっていたことを知って絶望したのを明確に覚えています。
それからというもの、将来は成り上がって毎日極上フードファイトしてやると心に決めてびっくらぽんを回す生活を送ってきました。
そんなある日、グルメ通の友達から4000円で極上フードファイトでいるよっていう情報が舞い込んできました。それが都立大学にある
「すし処 新田中」
もうね。田中じゃないからね。新田中だからね。
男3800円、女性3600円で70分食べ放題でお寿司を食べることができます。
何がすごいって、この金額でカウンターで専属で職人さんがついてくれて握りたてをすぐに食べることができるってこと。しかも!!高級食材のウニもアワビも中とろだって食べ放題です。こんなことありえますか?
なぜこんなことができるかというと、大将が値段を気にしないで好きなネタを好きなだけ美味しく食べて欲しいという心意気によるもの。こんな大盤振る舞いが10年以上続いています。もはや生き仏。
ここのお店は大将とその娘さんと息子さんが職人さんとして握ってくれます。皆さんとても優しく、お寿司のこともいろいろ教えてくれるので味だけじゃなくてほっこり感も極上です。
食べ放題はまずマグロの赤身2カンと中とろ2カンから始まります。
すでに天国。
ここからは好きなものをオーダーして大丈夫です。オーダーのシステムはついてくれた職人さんにもよるかもしれませんが、基本的には2種類を2カンずつか3種類を1カンずつのどっちかを選んで頼んで行くのが一般的です。これは途中で変えてもらうこともできますし、そのネタによって2カン欲しいとかも対応してもらえます。
お目当のウニ
アワビもさざえも。塩でちょうどよく味付けしてくれるのでそのままいけます。
ここの名物活車海老。生簀から生きた車海老をすくってむき身をすぐに握ってくれます。取れたてなので出してもらってもピチピチしてます。みんなインスタにあげてます。ちなみに活車海老だけはひとり2尾までで生かボイルを選べます。ちなみに息子さん曰くボイルが甘くてねっとりしていてお勧めだとのこと。
今回は1尾ずつどっちもいただきました。頭は塩焼きにしてくれるのでお酒にベストマッチ。
活車海老
ボイル車海老
これもお勧めなんですがアナゴの焼きは頼むと塩とタレを出してくれます。
外カリ中ふわっふわで甘くて激ウマです。
お味噌汁を出してくれたらそろそろ終盤だよの合図です。
今回のベスト新田中は真鯛!芽ネギのシャキシャキ感と塩とレモンでいただくさっぱりとした味わいとタイの淡白ながらも溢れ出る旨味がもう絶品です。
食べ放題にも関わらず、新鮮で美味しいネタ。しかも種類は70種類以上。シャリは小さめなのでたくさんのネタを食べられるのも嬉しいです。ウン万円する極上すしにも劣らないです。かしこまった感じではなく、気楽に楽しんでいってねという雰囲気が伝わってくるので1万円以上したとしても僕はここに通い続けると思います。
注意は僕みたいな新田中ファンがめちゃめちゃ多いので夜7時などのピーク時間はかなり前からじゃないと予約は取れません。でも深夜までやっているで午後10時からなどの時間なら割と取りやすいので覚悟を決めて行く価値ありです。ちなみに11時半からなどでも余裕で予約をしたお客さんがぞくぞくと来るので深夜でも甘く見ずに予約をしましょう。
まとめ
・美味しいお寿司をお金の心配せずに食べるなら絶対新田中
・狙い目は夜10時以降
・油断せずに絶対予約しよう
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