「郊外なら都心のワンルーム価格でタワマン2LDKに住めるって知ってるかい?」で書いたように絶賛郊外ライフを楽しんでいるわけですが、郊外に住んでるからといって都心に出ていないわけではないんです。美味しいご飯屋さん開拓だったり、飲みにいったり、落語を聞きにいったりっていうのはやっぱり都心まで出ていきます。京王線ユーザーは都心に出るとき基本的に新宿をクッションして行きますよね。土日の京王線は時間を気にしなければほとんど座れますし、終点駅の「新宿」と「橋本」を使う僕は絶対座れるので本を読んだり、ブログを書いたりゆったりした時間を過ごせます。通勤ラッシュに揉まれなければ電車は適度な揺れと、景色を楽しめるので悪くないです。
でもね。こんなハッピーな郊外ライフにも唯一の欠点があるんです。
平日の飲み会が地獄
そうなんです。仕事終わってから都心に出るだけでそこそこ心が折れていますがまだいいんです。これからアルコールを摂取することができる高揚感や飲み会へのモチベーションがあります。何よりしんどいのは帰り道。そう
KA・E・RI・MI・CHI
酔っ払いに囲まれての座れないこともある40分間。地獄以外の何物でもない。今すぐにでもベッドに入りたい。これだけが嫌いで平日の飲み会はほとんどキャンセルしていたといっても過言ではありません。ごめんよみんな。
そんな僕に2018年2月22日から京王神から天の恵みが施されました。それが
KEIO LINER
そう。京王ライナーです。
京王ライナーとは
京王ライナーとは京王電鉄が運営する有料座席指定列車です。京王の5000系という新型車両が使われているらしく最近でも撮り鉄の皆様が列をなしているのを見かけました。シートはクロスシートを採用していて席の間隔も広いです。足を組んでも楽々。席の下にはコンセントが設置されていて1日の終盤で死にかけの携帯電話を助けることもできますし、優雅にPCをいじりながら帰宅することもできます。
クロスシート
席のしたにはコンセント二つ
停車駅と時刻表は?
時刻表は以下の通りです。
【引用元:新型車両5000系 ご利用案内|京王グループ】
停車駅は京王八王子行き、橋本行き共に主要駅のみになっています。ポイントなのは調布駅が停車駅になっていないことです。平日は20:00~00:20くらいの通勤のラッシュタイムから終電間際まで。休日は17:00~21:20までと余暇のために出かけていた人たちの帰宅が集中する時間帯に設定されています。橋本駅までは最短33分、京王八王子駅までも最短35分です。30分ちょっとで着くなんてもはや郊外じゃないんじゃないかという心配すら出てきますね。30分でも遠いよ思ったら都心人間です。郊外に来て精神をたたきなおしましょう。
平日ダイヤ
休日ダイヤ
【引用元:新型車両5000系 ご利用案内|京王グループ】
料金体系は?
料金体系はどこまで行く場合でも一律400円です。酔っ払っている時の400円なんてお通しみたいなもんですね。券売機もホームに降りる階段前にも出発するホームにもあるので安心して買えます。登録しておけば京王線のwebサイトからも買えるので便利ですね。
券売機
まとめ
実際に乗った感想としては400円でこんなに富裕層感を感じられるなんて京王線最高だなと思ってます。席も広いし何より乗車している人の質が良いので安心に帰りたい女性とかは遅くなっちゃった時のリスクヘッジとして使うのもアリかもしれません。初めて乗車した時は夢見心地で「はぁーいい経験した」と思って気がついたら府中に連れて行かれてました。そう。酔ってて京王八王子行きに乗りました。最初の写真をよく見てください。
「うおぉぉぉぉぉぉおお!!!」
そう!調布に止まらない弊害きました。通常電車賃420円+京王ライナー400円+調布まで戻って立って向かう電車の時間の大地獄でした。ちゃんと使えば天国酔って失敗すると大地獄なので身を引き締めて乗りましょう。
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